論文

問いを立てる

よく学生に「勝て!」と言います。一体、何に勝つのかわかりませんが(笑)。 そんな中、こんな本を発見。 勝つための論文の書き方 (文春新書)作者: 鹿島茂出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/01/20メディア: 新書購入: 8人 クリック: 269回この商品を含…

 IMRAD

最近、形式ということを意識しているきのこやです。もちろん形式主義の弊害をわかってはいます。例えば、ISO9001(製造にかかわる国際基準。第三者機関に認証されるので、これを取得すれば、あたかもそこの会社が立派であるように見える規格)を取得した企業…

 アカデミック・スキルズ

以前、論文なりレポートを書くには、基本的なスキルが必要であるが、それは大学では系統立てて教えてもらった覚えがないと書きました。その後、いろいろな人に大学でそういう授業があったか?と聞いておりますが、明確にあったと言う人には出会っておりませ…

 論文を書くことで得られるスキル

論文を書くことを学生に薦めている。何故か。 それは、論文を書くことによって、さまざまなスキルが得られるからである。例えば・・・ 文章全体を論理的に構成する技術 エクセルできれいなグラフを書く技術 文献を検索する技術 英訳をする技術これらは、教科…

 アウトラインは必須アイテム

論文の構造が出来上がったら、いよいよ中身の問題になるのだが、ちょとまて。さらに下位の構造にも目をつけ、そこでアウトラインとスタイルを設定しておこう。 たとえば、典型的な論文であれば・・・ 1. 緒言 2. 材料と方法 2.1 材料 2.2 試料の調製方法 2.2.1 …

 構造からはじめよう

学生の論文を見て思うことは、バランスが悪いということ。瑣末なところに冗漫な文章が多かったり、肝腎の部分がさらっと流してあったり。これはひとえに全体に対する目配りが足りないからだ。もう一つは知識が断片的ってこともあるね。ま、研究を始めて半年…