2009年度更新完了

 サイト管理者のきのこや、こと吉本です。
先週撮影した個人写真を使い、本年度の新しいTopページに更新しました。最近すっかり下火な、イントラブログですが、細々ながらでも皆さんのお役に立つことを願っております。

 4月から院生として、江口研に参加した、関根さんのブログも登録が完了しました。関根さん、がんばってくださいね。

 あ、一場さんの写真を変更しました。なかなかいい出来だと思うのは私だけでしょうか?

 それでは、今年度もよろしくお願いします。

NEW薬理学

 先日の学会で福岡大学薬学部の藤原先生とお話をしていた時に、「薬理学をきちんと学びたいときの、最適な教科書を教えてください」と訪ねたら、即座にこの本を教えていただきました。
 ちょっと高い本ですが、持っていてソンはないと思いますよ。特に、病院給食に進む人には。

NEW薬理学 (Nankodo’s essential wellーadvan)

NEW薬理学 (Nankodo’s essential wellーadvan)


AMAZONのコメントには
「内容的に最も標準的・正確であり、バランスが取れています。それだけでもお勧めできます。
初版からつき合っている者として、少々余計なコメントを加えます。本書は画期的な教科書で、その後の薬理学教科書の書き方を変えた本です。最初に生理活性物質の作用機序を手厚く書く、個々の薬の作用機序はその応用として理解させる、という方針はこの本の初版で初めて採用されました。それまでの薬理学の教科書は基本的に各論の羅列でしたから、この編集方針は画期的だったのです。薬理学を「シグナル伝達の細胞生物学」という一貫した視点から編集したわけです(もちろん研究者はそのようなとらえ方をしていたわけですが、教科書レベルで踏み切ったのはこの本が初めてだった、ということです)。現在、ほとんどの教科書が本書と同様のアプローチをしていますが、本書の影響がそれだけ大きかったということです。
この第5版は第4版に比べてスリムになりました。軽量化もされていますので、学生さんとしては携行に便利にもなりました。基礎研究の進歩に伴って、整理できる部分が増えたということでしょう。ページ数を増やす改訂は簡単ですが、減らす改訂は困難です。編者のご努力に敬意を表します。驚くべきことに、値段は同じです。出版社と編者の意気込みが感じられます。」

と最大限の賛辞が送られてます。

酒の席のマナー

 先生のブログに触発されて、私が体験した酒の上のマナーを書いておきましょう。
 いつ頃だったでしょうか、記憶では20代の後半、28、29の時だったと思います。当時仲良くして戴いた元大手製薬会社の支社長さんに度々飲みに連れていってもらいました。
 元甲子園球児であった彼は、明るくて、バイタリティーがあって、大手製薬企業の元役員ということを威張るところが全くない、大人の紳士でした。彼は、私のことを「ヒロちゃ〜ん」と呼んでくれ、私は彼と飲む酒の席が大好きでした。
 普通、この年頃で、はるか目上の人(当時彼は50代半ばだったと記憶しています)と飲むのは、緊張して出来るならば避けたいものですが、不思議と彼は、そういう緊張を巧みに解いてくれるスキルと目下の者を育てる愛情に溢れていました。
 彼との酒席は、毎度、彼がそれまでに経験してきた営業での酒席のいろいろな面白い話を聞かせてくれるものでした。
 例えば、鹿児島に赴任し、取引先に着任の挨拶をしに行った時には、取引先の事務所で、何故か出刃包丁を机に突き刺され(やくざではありませんよ。ただの、鹿児島の製薬卸の会社ですよw)、一升瓶を持ち出され、杯を交わさせられた体験とか・・・。一晩中、そこで飲んだそうですがwww。
 いや、全く意味不明ですが、事実は事実なんですw。
 とにかく、仕事をする上で、酒を飲む行為は、避けては通れないコミュニケーションの手段であり、昔から受け継がれている、不文律というかマナーがあるということをいやと言うほど教えてもらいました。
 杯の出し方一つで、全ての取引がパーになることもあるということも教えてもらいました。

 そんな中、若輩者が酒を飲ませてもらう礼儀も教えてもらいました。

 それが「お流れ頂戴」です。

 詳しくはこちらをご覧下さい
 http://www.nakanoshuzou.jp/column/main03.htm

 「めんどくせー」と思われる方もいるかもしれませんが、私は、この話を教えてもらったとき、日本人の心に触れたような気がして、嬉しかったことを思い出します。
 いつか「お流れ頂戴」と言ってみたい、と思いながら10年以上になりますが、結局は、その願いは適っていません。ただ、「お流れ頂戴」の底にある「酒席での心遣い」の本質を外した飲み方は、この話を聞いてから、してこなかったように思います。

 伝統的に受け継がれた「形式」には、必ず、なんらかの「合理」があります。その合理を知ることは、科学的真理を探究することと、どこか似ているような気がするのは私だけでしょうか。
 生き方は様々ですが、私は、こういうクールな飲み方を習得したいと常々考えています。
 中には「私は飲めないから」と酒席を敬遠する人もいるでしょう。でも、酒席とは、飲めない人に苦痛を強いるものではありません。酒席とは、酒を飲むこともある、社交の場です。酒に気を取られて、社交の本質を忘れてはなりません。

 学生の皆さんは、当然、テーブルマナーを学んでいることでしょう。この機会に、酒席でのマナーの本質を考えてみたらどうでしょう。

  

メッセの活用法

学生のみなさんは、メッセ開いてないでしょうね。私は、研究室との連絡とかがあるので、パソコンに向かっている時には、必ずオンラインにするようにしております。自宅のパソコンでも、極力ね。
 で、朝立ち上げるわけですが、そうすると「MSNトゥデイ」という小さな情報画面が立ち上がります。で、その中にニュースのヘッドラインが出るわけですが、これ、読んでますかね?ま、私も、たま〜に、興味のあるニュースだけ見てるだけですが、就職活動中のみなさんは、是非お読みになることをおすすめします。多分、新聞なんかとってないでしょ?

 で、今日のニュースにこんな記事を発見。
「企業から見た就活学生 「採用に満足」半数以下」
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080623/biz0806230905002-n1.htm

 採用担当者から見ると、「コミュニケーション能力不足」「自己理解不足」「競争心が薄い」「一般常識がない」「何回接触しても本音を見せない」「受け身の姿勢でおとなしい」「大手中心の就活にこだわる」「第1志望を持たない」だそうです。
 ま、就職活動サイトなんかを見てればすでに旧聞なのかもしれませんが。
自分に思い当たるところはありませんかね?競争心は割りと強い方ですが、「第1志望を持たない」あたりは、当たってます(私は最近の学生ではないけどw)
「一般常識がない」というのは、今更言われても如何しようもないですが、「本音を見せたり」「競争心を持ったり」ってのは、ちょっとした心がけでなんとかなりそうなんで、頑張ってみてください。
 みんな、担当者に負けるなよ〜〜〜〜〜〜。

早食いに自信ありますか?

 仕事をしながら(いつものことなんだけど)テレビを流しておりました(学生のみなさんにはおすすめできませんねw)。で、たまに見かける、カンブリア宮殿に見入ってしまいました。東京では月曜の夜にやっているんだけど、熊本はテレビ東京の系列がないので、金曜の午前中にやっているようです。
 見たことない人に説明すると、作家の村上龍がいろんな社長を呼んでお話を聞くというもの。
今回は、日本電産の永守社長。
番組HP
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080526.html

 わたくし、不勉強ながらこの会社も社長も知りませんでしたが、すげー面白い社長です。経営の世界では、超カリスマ社長みたいです。
 で、興味が沸いたので、日本電産のHPを覗いてみたら、社長の著書がWEBで読めるようになっておりました。
 http://www.nidec.co.jp/corporate/top/backno/backno.html

 「大声試験」、「早飯試験」、「便所掃除試験」「留年組のみ採用」。同社がかつて行った新規採用法です。理由は、本文を読んでください。

 4年生は、現在就職試験を受けている途中でしょう。就職の考え方を再考するためにもお勧めします。厳しいだろうけど、こういう人の下で働いてみたいものです。
 

5月です

 新年度がスタートしてあっという間に1ヶ月が過ぎましたね。もう5月です。卒論を控える4年生は、提出期限まであと5ヶ月なのかな?(10月アタマに提出じゃなかったっけ?)
 もう一度スケジュールの確認をしておいた方がいいですよ。

 というわけで、ヒメマツタケグループ集まりませんか?

 今月は、5月19日(月)から23日(金)まで大学に行きます。

 議題は、
1.スケジュールの確認
  エクセルの最新のスケジュールを持ってきてください。
2.進捗状況の確認
  これまでやった実験の結果を持ってきてください。

他に、何か話すべきことがあったら、提案してくださいね。

 なおちゃんスケジュールの調整お願いします。

 2008年度トップページ更新

 トップページの写真を2008年度版に更新しました。
デザインを、左に全体写真、右に各室員の顔写真&リンクという形にしました。ちょっと解像度が低いカンジがしますね。
 HTMLのテーブルの設定にかなり戸惑いました。解決の糸口は<th>タグの使い方でした。ちょっとだけスキルアップしたきのこやでした。

 実は、顔写真をクリックすると、それぞれのブログのページに飛ぶって知ってました?
 そのうち、ちょっとづつマイナーチェンジしていきます。