卒業論文発表練習会

 本日13:30より卒業論文発表の練習会をおこないました。
形式は、本番と同じ形式で、発表10分、質疑応答5分。
 全員に気になった点などを指摘してもらいました。


 全般的に言える事は・・・

1.原稿を読んでいる人が多い
2.話すスピードが速すぎる
   テレビやラジオのアナウンサーは、日本語の場合、1分間に約350字前後のスピードで話すといいます。10分間のスピーチの場合、3,500字ということになります。これは意外に短いです。今回の要旨のレギュレーションは、1枚45字×40行だったと思いますが、これは、1800文字になります。すなわち、10分のプレゼンの場合、A4、2枚分の原稿しか話せないということです。
   今日は、みなほとんど原稿を読んでいましたが、もう一度文字数を数えてみましょう。ちなみに、何文字でしたか?

   
3.スライドの文字が小さすぎる
   ex. グラフの軸の数字
      プロトコール図の文字
      スライド全般

   スライドの文字は、最低でも20ポイントはないと小さすぎます。
   できれば、28ポイントは欲しいところです。


 個別のケースでは
1.写真のサイズ調整が扁平
   シャーレの写真など、明らかに形のわかるものは、扁平にならないようにしましょう。
2.グラフのカラムの見せ方が悪い
   各カラムの色など、見る側に立って、直感的にわかる色使いをしましょう。

3.単語の読み間違い、書き間違い 
   〇〇目:×メ→○モク
   雄性:×オスセイ→○ユウセイ
   ×培地木材→○培地基材(これは、もしかして、バイチモクザイと勘違いしてるのか?)

4.ニヤニヤしない
   自信がないのでしょうが、ちょっとした間違いをすると、すぐ笑ってしまう人がいます。照れ隠しの気持ちはわかりますが、これは、大人として見苦しいです。

5.感情的にならない
   たとえ同級生であっても、指摘を受けた時に感情的な反応をすべきではありません。冷静に相手の指摘事項をよく理解して、そこから改善すべき点を素直に勉強した方がいいと思います。

6.メモを取る
   先生のブログにも指摘されていましたが、発表を聞くときは、メモを取りましょう。そのためには、ちゃんと机の前に座ってくださいね。


●明日参加する3年生へのアドバイス
 来年は、あなたたちも、この場に立つことになります。他にも、授業の発表などで、パワーポイントを使って説明することもあるでしょう。どのような見せ方をすればカッコいいか、わかりやすいか、をよく見てみましょう。
 また、一番後ろから見てみるということも勉強になります(文字の大きさの基準がわかります)。
 なお、気づいた点については、できればブログに書いてくれるとありがたいです。


●発表する4年生へのアドバイス
 上記、あるいは、本日みんなから指摘された部分を箇条書きにして、もう一度発表前にそれを読み返してみましょう。
 今日、進み具合によっては、徹夜をする人もいるかもしれません。悔いの残らないように、自分の力を出し切ってください。
 本番には参加できませんが、どうかがんばってください。
 この経験は、きっと皆さんの今後の人生に、何らかの恩恵をもたらすことと思います。

 ではでは。