負けないよ

ここのところ、ブログ結構書いてるつもりのきのこやです。
でもね、イントラブログを開くと、はてなアンテナのリンク(左のサイドバーにある、各リンクブログ)の順位が、あっと言う間に下がってるんだよなぁ。
 ちきしょー、負けないぞ(大人気ないか?)

 ところで近況。

 月曜日、そして昨日、福岡、北九州日帰りをしてきました。車で。
私が住んでいる人吉の山から福岡までは、ちょうど片道200km。北九州だと、250km程度になります。
 と言っても、長距離を走ったことのない人には、ピンと来ないかもしれませんね。
 高崎からだと、東京までが90kmですから、そだな、静岡とか新潟あたりですかね?そこまで高速で行って、打ち合わせを終わらせて帰ってくるわけです。
 んで、こういう話をすると、みなさんすごいと褒めて(厭れる?)くれます。学生だとね。
 でも業態によっては、別に何とも思わない人もいます。特に営業系の人。九州は、一番人口の多い福岡市から、南の大きな市、鹿児島市まで、約400km程度あります。経費の削減や、交通網の発達で、大きな会社の支店は、福岡市に集中しています。そこで働く人のエリアは、全九州になります。朝早く高速に乗ると、そういう営業の人が運転していると思われる車が、結構走っています。彼らは、一日に5〜600km走るのは、すごくもなんともない日常のことなんですね。
 そういえば、みのもんたさんは、一時、テレビの仕事を干されていた時、父親が経営する水道メーター会社の営業をやっていたそうです。会社は名古屋だったと思いますが、取引先は全国。メーターを積んで早朝会社を出発し、各地で納品して夜中に帰ってくるという生活をずっとしていたそうです。(詳しくは以下の本で)

義理と人情―僕はなぜ働くのか (幻冬舎新書)

義理と人情―僕はなぜ働くのか (幻冬舎新書)

何が言いたいか、というと、自分のモノサシを疑ってみようということです。そして、自分の隠れた能力を伸ばしてみようということです。
 前にも書きましたが、「できない」から始めるのではなく「できるかな?」「できるかも」で、一歩踏み出してみようということです。
 タイトルと矛盾しますが、別に誰かに勝つためではありません。自分の可能性が広がる快感を得るためです。
 授業も、国家試験も、実験も、卒論も、「そんなの無理無理」から始めるのではなく、「できるかも?」「どうすればできる?」と、自分が意識している、今の自分を、ちょっとだけ拡張してみる一歩を踏み出して試ましょう。踏み出した後、結構、意外な自分を発見して、とても気持ちいい思いをすることができますよ。
 ちなみに、私が初めて東京まで車で行ったのは、2年前の12月でした。それまでに、福岡往復日帰り、つまり、一日に500km程度走ることは経験していましたので「がんばれば、1300kmいけるかも?」という感触を持っていました。もちろん、福岡往復ができるまでには、往復100km程度走る経験も積んでいました。
 その都度その都度「おー、結構、長距離って運転できるやん?」と、一種の達成感(=快感)を少しづつ積み上げての結果です。
 そういう小さな一歩を積み上げて、首都高速を走った時の快感を今でも覚えています。学生時代に歩いて通っていた、早稲田界隈を、熊本ナンバーで走る快感もありました。
 勉強や研究も一緒ですね。毎日毎日の小さな一歩を積み重ねて、気がつくと、テキスト見ないでモル計算ができるようになる(え?そんなんでいいのか?(笑))。あ、ちなみに、私、モル計算できませんけど(涙)。
 ま、程度の差は、個々人それぞれですが、大事なことは、小さな快感を積み上げる。そのためには「できるかも」で一歩踏み出すことだと思うのです。

 うーむ、どうも説教臭くてイカンなぁ。次回は、もっと、だらしない話でも書きますw。