スライドの見栄え

パワポ作ってますか?

さて、ランダムに思いついたことを書くこのシリーズ。今回は、スライドの色についてです。

むかーしむかし、学会発表は、スライドが主流でした。あの、プラスチックの四角いワクにフィルムが挟んであるやつですね。ワープロも一般的にはなっていない時代でしたので、あのスライドを持っているのは、なんかカッコよかった思い出があります。あれが欲しいがために学者になった人間も少なからずいるかもね(笑)。ほら、学者ってオタクの極みみたいな人種だからさ。

さて、その当時のスライドの色はというと、濃いブルーに、黄色(あるいは白)の文字でした。なんでも、スライド作る時に使用する薬品の関係だったそうですが・・・。その名残で、パワポの背景にも色が暗いものが多く見受けられます。

ところが、最近ユニバーサルデザインだとかなんだとか言われるようになって、背景は、グレーだとか薄めの色にして、文字色を赤や黒などの明るく濃い色にすることが多いようです。

というのも、昔の学会発表は会場が、映画館のように真っ暗だったのですが、最近はメモが取れる程度の薄暗い会場が多くなってきたってのも遠因だそうです。

ま、背景を暗くするか、薄くするかは個人の趣味の問題ですけど、最近の流行は薄めてことで。

ちなみに、私は、白っぽいグレー系を使うようにしています。というのも、パワポの配布資料を白黒で印刷した時に、真っ黒で見難くなるからなんですね。あと、暗くすると、微妙な色使いが出来なくなるんでね。